授業の到達目標/Goals for the class
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・グローバル社会において決して恥ずかしくないレベルの「国際儀礼」を体得する。 ・体得した「国際儀礼」がどの様な意味を持っているのか。その背景事情についても、知識として熟知する。 ・基本的には欧米から継受した「国際儀礼」であるが、その内奥が我が国文化とも相通ずるものであることを学び取り、日々実践出来るようになる。
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授業の内容及び授業の方法/Contents and method of the class
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・単に講義を聴くだけでは「国際儀礼」は身につかない。そのため、ソクラテスメソッドを用い、かつ講義の現場で都度グループ形成を学生数人で行ってもらい、例題を考える形で進める。 ・「国際儀礼」は通常の外交のレベルでも必須であるが、その淵源は王室のレベルでの交際の基本に一つにはその淵源がある。その限りにおいて我が国「皇室外交」についても学ぶ。 ・さらに一般には「国際儀礼」を我が国が一方的に西洋から継受したと考えられているが、その実、我が国の文化の内奥とも相通ずるものであることを理解しなければならない。この点についても留意しながら講義を展開する(「真のグローバル人は我が国においても正しく立ち居振る舞い、敬われる存在である」という基本認識)。
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授業計画/Class plan
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実施週/Week
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内容/Contents
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第1週 /
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第1講(オリエンテーション)「国際儀礼がなぜ今、必要なのか」 →身近な事例から紐解き、国際儀礼がなぜ今、必要なのか、学ぶべきなのかを説明する。
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第2週 /
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第2講「国際儀礼の基本を知る」 →教科書に基づき、国際儀礼の基礎的事項を学ぶ(主に外交の現場を前提に講義する)
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第3週 /
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第3講「国際儀礼の基本を知る」 →教科書に基づき、国際儀礼の基礎的事項を学ぶ(第2講に続き、外交の現場を前提に講義する)。
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第4週 /
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第4講「国際儀礼の基本を知る」 →教科書に基づき、国際儀礼の基礎的事項を学ぶ(グローバル・ビジネスの現場を前提に講義する)。
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第5週 /
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第5講「特別講師による講義」 →現役の外務省幹部職員より関連事項の講義を受ける。
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第6週 /
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第6講「国際儀礼の歴史的背景」 →国際儀礼の歴史的背景を掘り下げて学ぶ(特に各国の王室の歴史との関係性で講義する)。
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第7週 /
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第7講「国際儀礼の歴史的背景」 →国際儀礼の歴史的背景を掘り下げて学ぶ(特に我が国「皇室外交」との関係性で講義する)。
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第8週 /
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第8講「国際儀礼と我が国文化」 →国際儀礼は欧米から継受したと考えられがちであるが、本当にそうであるのか。我が国文化との共通事項は無いのかについて考察する。
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第9週 /
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第9講「国際儀礼と我が国文化」 →国際儀礼は欧米から継受したと考えられがちであるが、本当にそうであるのか。我が国文化との共通事項は無いのかについて考察する(とりわけキーワードとして「京都」「場の文化」等を念頭に考える)。
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第10週 /
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第10講「特別講師による講義」 →現役の国際ジャーナリストより関連事項の講義を受ける。
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第11週 /
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第11講「グローバル社会における国際儀礼」 →国民国家体制を前提としているのが従来の「国際儀礼」であったが、グローバル化によってそれは大きく変容余儀なくされている(「ポスト国連」をキーワードに考察する)。
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第12週 /
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第12講「グローバル社会における国際儀礼」 →国民国家体制を前提としているのが従来の「国際儀礼」であったが、グローバル化によってそれは大きく変容余儀なくされている(「金融資本主義」「デジタル化」をキーワードに考察する)。
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第13週 /
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第13講「グローバル社会における国際儀礼」 →→国民国家体制を前提としているのが従来の「国際儀礼」であったが、グローバル化によってそれは大きく変容余儀なくされている(「diversity(多様性)」をキーワードに考察する)。
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第14週 /
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第14講「特別講師による講義」 →現役の外務省幹部職員より関連事項の講義を受ける。
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第15週 /
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第15講「これからの国際儀礼はどうなっていくのか」 →グローバル化が進展する中で伝統的な外交と表裏一体で発展してきた「国際儀礼」はどうなっていくのか。今後のあるべき「国際儀礼」について考える。
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授業計画コメント/Comments about the class plan
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特別講師の都合・事情により、出講のタイミングが変更になる可能性がある。
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準備学習 (予習・復習)/Additional studies (Preparation, Review)
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第5講までに教科書として指定する2冊については通読し、「国際儀礼」の基礎知識を頭の中に入れておくこと(通読するのにそれぞれ約3~4時間)。
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成績評価の方法・基準/Evaluation method and criteria
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評価項目/Criteria
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評価配分(%)/Percentage
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備考/Remarks
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学期末試験/Final Examination
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50
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例題に対する論述形式で行う。
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レポート/Reports
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30
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毎回の講義の理解度を測るために行う。
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小テスト/Quizzes
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平常点(クラス参加、グループ作業の成果等)/Particlpation,Group Work, etc.
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20
%
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講師との質疑応答及びグループワークに積極的に参加する。
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その他(備考欄を参照)/Other(see remarks column)
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成績評価コメント/Comments on grades
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講師からの一方的な講義ではなく、学んだ基礎知識をベースに「自らの立ち居振る舞い」としての国際儀礼を身につけるべく、質疑応答やグループワークに積極的に参加する姿勢を評価します。
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教科書/Textbook
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1.
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タイトル/Title
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叢書(シリーズ名)/Name of Series
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著作者/Author
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『国際儀礼の基礎知識』
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寺西千代子
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出版社/Publisher
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出版年(西暦)/Year of Publication
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版/Edition
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ISBN
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全国官報販売協同組合
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2014
年
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初
版
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4864580685
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2.
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タイトル/Title
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叢書(シリーズ名)/Name of Series
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著作者/Author
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『プロトコールとは何か 世界に通用する公式マナ』
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文春新書
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寺西千代子
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出版社/Publisher
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出版年(西暦)/Year of Publication
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版/Edition
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ISBN
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文藝春秋
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2016
年
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4166611011
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教科書コメント/Comments about Textbooks
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参考書/ReferenceBook
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参考書コメント/Comments about ReferenceBooks
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備考/Additional Remarks
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